【一期一家】遊びに来てくれる友達にもワクワクしてほしいなぁ

[ Vol.103(2016年9・10月) ]

103


足柄上郡H様のお宅



いえをつくる時、どんなところにこだわりましたか?


 すべてです(笑)「私達らしい家」「ワクワクできる家」にしたい、というこだわりは強かったです。ガルバリウムの外観・タイル/床材にこだわった内装・開放的なスキップフロア、クライミングウォールは我が家のワクワクポイントです。2Fには、フリースペースを作ってもらいました。クライミングしながらお茶したり、子供が大きくなったら一緒に本を読んだり音楽を聴いたり、ハンモックを置いてゆっくりお昼寝するのもいいな、なんて考えながらワクワクしています。家族の成長とともに快適なスペースにしていきたいです。
 収納は床下、2Fのウォークインクローゼットにまとめてもらい、使いやすさにこだわりました。主人は、とにかく明るい家にしたい、というこだわりがあって、設計士の先生には朝から夕方まで光が差し込む家にしてほしいとお願いしました。実際に私たちの想像を超える明るい家にしてくれました。
 あとは、お金の面。最初に決めた予算をオーバーしないとこです。家を使っていく過程で、新しいアイデアが浮かんだり、予算の関係で一度あきらめたけど、「やっぱりあきらめられない!」といった想いが抑えられなくなり(笑)。何度も施工管理を担当の小林さんに電話で相談しました。「では、この部分をやめて、その分の予算を当てましょう」とアイデアを振り絞ってくれました。結果、希望通りの設計を当初の予算内で実現してもらいました。




実際に住んでみた感想はいかがですか?


 明るいです。でも隣の家からは中が見えないような設計になっていて驚きました。設計士さんてすごいですね(笑)あと、家族の距離が近づきました。私がキッチンで料理している時も、リビングでおままごとをしている子供、スキップフロアで仕事をしている主人を見渡す事ができます。家族の空気をいつも感じる事ができます。広々した玄関も気に入ってます。前のアパートでは奥にしまっていた靴もすべて並べることができます。私たち夫婦は登山が趣味なので、大きな靴もなんなく収納できるところがうれしいです。



親しい友達がこれから家を建てるとしたらどんなアドバイスをしますか?



「どんな家にしたいか」最初に浮かぶイメージを大事にして欲しいです。私たちも色んな住宅メーカーに足を運び、話を聞き、物件を見せてもらいました。どの住宅メーカーもアピールポイントがあり魅力的です。私たちは1年ほどかけて住宅メーカーを探しましたが、選びきれませんでした。
 ある住宅雑誌を見ている時、ふと桜建築さんの建築例が目に止まり話を聞きに行く事になったのですが、最初の打ち合わせから印象に残っています。まず「どんな家にしたいですか?」と根掘り葉掘り聞かれたのですが、するとびっくり、私たちがどんな家を建てたいのか忘れてしまっていたのです(笑)地震に強い家?予算○○に収まる家?冬暖かい家?西洋風の家?家に戻って主人ともう一度、どんな家に住みたいのかじっくり考えました。「ワクワクする家」のコンセプトはそこで産まれました。本当にたくさんの住宅メーカーがありますが、「どんな家にしたいか」を忘れずに、それを実現してくれるメーカーさんを探してほしいと思います。



家づくりのこだわりをランキングにすると?


第1位★クライミングウォール(フリースペース)
第2位★スキップフロア
第3位★広々玄関













【間取】3LDK
【工法】木造軸組みパネル工法
【敷地面積】157.30㎡
【延床面積】100.33㎡
【一階部分】52.72㎡
【二階部分】47.61㎡









クライミングウォールや輸入商材のタイル・壁紙等のメインのご要望は勿論ですが、それ以外のご要望も出来る限り通したいと思い、H様には「絶対叶えたい」「できるならやりたい」を整理して頂き、予算配分を考えて打ち合わせさせて頂きました。ご要望がいっぱい詰ったH様カラーの濃いお家ができたと思います。
施工管理部 小林








最近の記事