【一期一家 新春特別篇】家族の幸せと楽しい時間を創造し続ける

[ Vol.105(2017年1・2月) ]

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愛川町の桜建築事務所は今年で創業51年目を迎える。家づくりを通じて、同じ地域に住むご家族の楽しい時間を創造することを理念としている。その一環として地域情報紙「さくら大福」の発行やチャリティーイベント「さくらまつり」の開催など、地域に深く根ざした活動も行っている。家族と過ごす時間、そんな特別な時間をもっと楽しめる住まいを提供したいと考えている。



今、桜建築事務所が家づくりで大切にしていることやこだわっていることは?


 住宅のデザインやお客様からのご要望への対応はもちろんですが、何よりも快適な住まいをつくることにこだわっています。家族が幸せに暮らす為には、住まいが快適であることが重要だと考えています。もしものときにもしっかり守れる耐震性・耐久性、そして暑い夏も寒い冬も快適に暮らせる断熱性・気密性、住宅性能の基本項目は目標数値を明確にしています。例えば当社では今、全棟気密測定を実施しているのですが、C値(隙間相当間面積)1.0以下、UA値で0.55を基準値としております。省エネルギー性能の優れた住宅を表彰する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」でも優秀賞のお墨付きを頂けました。



家づくり等で苦労されている点はありますか?


高性能住宅は、部材の仕入れコストだけでなく、施工現場でも、余分に手間もかかります。高性能住宅は、ローコスト住宅に比べ購入価格が割高になりますが、光熱費など、住宅に関わる生涯コストで考えればむしろコストダウンもできます。住んでみなければ分からない快適さを分かりやすく伝えることが難しかったりします。ただ最近では、実績が増えるにつれて、「一年中快適に暮らせました!」と経験談に基づくお客様からの生の声が背中を押してくれて、私たちの自信とやりがいにもなっています。



桜建築事務所の「SARAHOME」と「R+house」はどんな違いがありますか?


 施工する大工やスタッフは共通ですし、住宅の性能もほぼ同じだったりして、違いよりもむしろ共通点の方が多いのですが、確実に違う点は設計を担当するのが「SARAHOME」専属の一級建築士か「R+house」所属のアトリエ建築家かの違いです。それぞれに特性が異なりますが、優劣はございません。どちらも自慢の設計スタッフと自負しております。ちなみに今回紹介しているお家の写真は、「SARAHOME」と「R+house」の共同設計したお家です。設計・施工力が自慢の桜建築事務所ブランドを築いていきたいと考えています。














【間取】3LDK+大型収納
【工法】木造軸組み工法
【延床面積】118.831㎡
【敷地面積】154.050㎡
【一階部分】65.419㎡
【二階部分】53.412㎡








「お客様が想像する住宅会社の枠を超えて」


私たちが目指すのは、お客様が期待されている以上の家づくりをご提供できる住宅会社です。ただ住まいという商品を売るのではなく、何よりもお客様とのコミュニケーションに重きを置き、プロセスもとことん楽しみながら「桜建築事務所で住まいをつくってよかった」と感動していただけるよう心を尽くしています。
住まいづくりは、多くの方にとって一生に一度の体験です。だからこそ、かけがえのない思い出にしていただけるよう本気で取り組みます。この理想に懸ける情熱は、誰にも負けません。私たちはこれからも、お客様の幸せを本気で願える住まいづくりのプロフェッショナルとして、日本一魅力的な住宅会社となることを目指してまいります。
代表取締役 熊坂利幸









     

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