20.01.09

子どもの勉強スペース、どこにする?

こんにちは。桜建築事務所の後藤です。

最近の傾向として、「子ども部屋に学習机を置かない」というご家庭が増えているそうです。
私の時代では子ども部屋には学習机があるということが定番でしたので、このトレンドには少し驚いています。
どうして子ども部屋に学習机を置かないご家庭が増えているのでしょうか?
今回は気になるこの疑問、子どもの学習スペースについてお話させていただきたいと思います!
 

学習机を子ども部屋に置かないようになった背景には、次のようなことがあるようです。
 

年齢に合わせた学習スタイルに対応できる
例えば小学校低学年のうちは一人で勉強をするということが少なくないですし、ご両親と一緒に勉強するとなったときはリビングなどの共有スペースで学習した方が様子を見れたりと、何かと勝手がいいということがあります。
お子さんとしても聞きたいことや知りたいことを気軽に聞けるように、ご両親が側にいる環境で勉強をした方が、心強いですよね。
 
子ども部屋には誘惑が多くて勉強に集中できない

子ども部屋は勉強に特化した部屋ではありません。
お子さんの習い事グッズ、ベッド、おもちゃ、スマホなど、様々なものが置かれていることがほとんどだと思います。
たしかにこの環境で勉強に集中しろと言われても、少し誘惑が多い気がしますよね。
 
子ども部屋の面積を小さくできる
学習机は意外と大きく、スペースを必要とします。
それに伴って、部屋のスペースもある程度の広さを確保しなければなりません。
学習机を置かなければ、その分、子ども部屋を調整することができるので、設計にも様々な可能性が生まれることになります。

このように子ども部屋に学習机を置かないというスタイルは、思いのほかメリットがたくさんあるようです。

それでは子どもはどこで勉強をするのでしょうか?

よく見かける例としては、キッチンの近くにカウンターを作って、勉強できるスペースにすること。
ここに家族兼用のパソコンを置いておけば、お子さんがパソコンを使いたいというときも、ご両親の管理の元で使えるようになるので安心ですね!
また廊下兼ホールのようなフリースペースの動線上場所に机を置く、というご家庭もあるようです。

子ども部屋に学習机を置かないというスタイルは、家族間のコミュニケーションを増やすためにも良い選択肢だな、と感じました。
皆様はいかがでしょうか?

家を建てるときは、後々お子様が成長されたときを考えて設計することも大切ですね!
ご相談があれば私たち桜建築事務所のスタッフに何でもお話ください。