20.03.12

庭はつくる?つくらない?最新の庭事情

こんにちは、桜建築事務所の後藤です。
 
家づくりをするときに誰もが一度は考える「庭問題」。
どんな庭にしたい?庭でなにをやりたい?庭をつくる予算感がよくわからない、そもそも庭って必要?などなど、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は庭の在り方について、ご紹介したいと思います!
庭をつくる場合の予算についてもお話していますので、是非最後までご一読ください。
 

 
最近は庭をつくらない人が増えている?
近頃は「庭をつくらない」という選択肢を選ばれる方が増えてきています。
これは十分な土地の広さが確保できないということもありますが、草むしりの様な管理が大変だから必要ない、防犯面を考えるとない方が安心できる、虫がくる、という理由も多く見られます。
小さな庭をつくったとしても、地面をコンクリートで埋めてほしいとご希望されることも。
庭は趣味や子どもの遊び場所という機能から、より実用的な場所として使われることが多いようです。
 
家の中に庭をつくるという選択
 

 
家を象徴するシンボルツリーは、あるのとないのでは見え方が全然違います。
私たちもシンボルツリーは植えた方がいいとお伝えすることが多いのですが、「でも庭をつくるほどでもないよね」という人には、家の中に木を植えることを提案しています。
「家の中で木が育つの?」と思われるかもしれませんが、採光設計をしっかりして空気が循環できるような性能があれば、すくすくと育ちます!
庭は家の中につくる時代になりつつあるかもしれません。
 
庭をつくりたいなら、家を設計する段階で!
家をつくるときは建物に意識をとられ、庭をはじめとする外構部分に関しては後回しになりがちです。
でもしっかりとした庭をつくりたいなら、家を設計する段階でお伝えください!
予算が確保できていないと、理想の庭づくりが難しくなってしまうことも…。
 
庭をつくるために確保したい予算とは
建物に対して1割程度の予算がひとつの目安です。
あまりにも少ないと、できることが限られてしまいます。
例えば予算が100万円だとすると、駐車場をつくって、フェンスを立てて、砂利を敷く、程度しかできません。
庭をつくりたいとご希望のある方は、ウッドデッキをつくりたい、シンボルツリーを植えたい、植栽がしたい、という様な+αを求められる人が多いです。
それを実現するためにも、予算はしっかり確保しておくようにしましょう。
 
このように庭については好みが大きく分かれるところです。
家の中に庭の機能を持たせるという、新しい選択肢も出てきました。
庭について迷われている方は、どうぞお気軽に桜建築事務所のスタッフまでご相談くださいね!