21.05.06

QOLを上げる寝室設計の考え方

こんにちは、桜建築事務所の後藤です。

人間にとって睡眠は人生の1/3の割合を占めていて、とても大切な時間です。
良質な睡眠時間が確保できるだけで、QOL(Quality of life人生の質)がぐんと上がる
という話は有名ですよね。
だからこそ、寝室の居心地は大切にしていきたい場所の一つです。
そこで今回は、快適に過ごせる寝室をつくるための考え方をお話しします。

◎広さについて
基本的に寝るためだけの場所で限られた時間しかいない寝室は、広い場所を確保しなくても問題はありません。
ゆとりがありすぎても、逆に落ち着かない空間になってしまうことも。
ご夫婦一緒の寝室にするか、それともご夫婦でもそれぞれの寝室を持ちたいか、のようにどのような生活をしたいかで広さを決定しましょう。

◎床の色
あまり意識していないかもしれませんが、人の目線は下方向に向きやすい特性があります。
だから床の色は、部屋の雰囲気を決めるのに重要な役割を持っています。
落ち着いた空間にしたいのであれば、濃いめの色を。
ナチュラルな雰囲気にしたいのであれば、明るめの色をお勧めします!
床色選びする際にはぜひご参考にしてください。

◎照明
寝室でこだわりたいものの一つは照明です。
これから入眠するという時に、明るすぎる照明は交感神経を活発にさせるため、避けた方がよいでしょう。
また反対に眠りにつく少し前の時間を利用して読書などされる場合もありますので、寝室の照明は光の強さを調整できる、調光機能がついたものにすると、とても便利ですよ!
また、最近はプロジェクター機能のついた照明なども発売されていますので、それを寝室に導入しても寝る前の時間が充実しそうですね。

◎コンセントの位置
例えば寝ている間に「スマートフォンを充電したい」という場合、枕元にコンセントがあるととても便利です。
ベッドの置く位置を考えて、どのあたりにコンセントがあると便利かなど振り返りながら配置しましょう。

寝室は少しの工夫でぐっと過ごしやすくなります。
居心地のよい寝室をつくって、気持ちのいい暮らしをおくりましょう!
家族が心地よくすごせる家を建てるなら、桜建築事務所までお気軽にご相談ください。