2026.07.12
# スタッフブログ

ランドリールームは必要?後悔しない広さ・動線・収納の考え方

家づくりを考える中で、「ランドリールームをつくった方がいいのかな?」と迷われる方は少なくありません。

共働きのご家庭や、室内干しをしたい方、洗濯物を干す・たたむ・しまうまでの家事を少しでも楽にしたい方にとって、
ランドリールームは暮らしやすさに大きく関わる場所です。

一方で、限られた床面積の中でランドリールームをつくる場合は、広さや配置、収納、換気などをしっかり考えておかないと、
「思ったより使いにくい」「洗濯物が乾きにくい」「収納が足りない」と後悔してしまうこともあります。

この記事では、ランドリールームの役割やメリット、後悔しないための広さ・動線・収納の考え方をわかりやすくご紹介します。

 

そもそもランドリールームとは?

ランドリールームとは、洗濯に関わる作業をしやすくするためのスペースです。

洗濯機を置くだけでなく、洗濯物を干す、たたむ、アイロンをかける、収納するなど、

洗濯家事をまとめて行えるように計画することが多いです。

一般的には、脱衣室や洗面室の近くに設けることが多く、家事動線を短くしやすいのが特徴です。

室内干しをメインにしたい方や、天気や時間を気にせず洗濯をしたい方にとって、ランドリールームは便利な空間になります。

 

ランドリールームをつくるメリット

ランドリールームには、洗濯家事の負担を減らしやすいという大きなメリットがあります。

ここでは、注文住宅でランドリールームを検討する際に知っておきたいメリットをご紹介します。

①洗濯家事をまとめやすい

ランドリールームをつくる一番のメリットは、洗濯に関わる作業をひとつの場所でまとめやすいことです。

洗う、干す、たたむ、アイロンをかける、しまう。

これらの作業を別々の場所で行うと、家の中を何度も行き来することになり、意外と手間がかかります。

ランドリールームに物干しスペースや作業カウンター、収納を設けておけば、洗濯家事の移動を減らしやすくなります。

毎日の家事だからこそ、少しの移動や手間を減らすことが、暮らしやすさにつながります。

②天気や時間に左右されにくい

ランドリールームがあると、室内干しがしやすくなります。

雨の日や花粉の時期、夜に洗濯をしたいときでも、室内に干す場所があれば天気や時間に左右されにくくなります。

また、外干しのためにベランダや庭へ移動する必要が少なくなるため、洗濯動線も短くしやすくなります。

共働きで日中に洗濯物を取り込むのが難しいご家庭や、外に洗濯物を干すことに抵抗がある方にも取り入れやすい考え方です。

③生活感を見せにくい

洗濯物や洗剤、ハンガー、ピンチ類などは、どうしても生活感が出やすいものです。

ランドリールームを設けることで、洗濯に関わるものをまとめて管理しやすくなり、リビングや洗面まわりをすっきり見せやすくなります。

来客時にも、洗濯物をリビングや和室に一時的に置いたままにすることが減り、暮らしの空間を整えやすくなります。

④家事動線を短くしやすい

ランドリールームは、配置によって家事動線を大きく変える場所です。

たとえば、脱衣室、洗面室、ファミリークローゼット、キッチンの近くに配置すると、洗濯や身支度、家事の流れがスムーズになります。

洗濯機から物干しスペースまでの距離が短いと、濡れた洗濯物を持って移動する負担も減らせます。

さらに、乾いた洗濯物をすぐ近くの収納にしまえるようにしておくと、洗濯後の片付けも楽になります。

 

ランドリールームで後悔しやすいポイント

ランドリールームは便利な空間ですが、つくり方によっては使いにくさを感じることもあります。

ここでは、後悔しやすいポイントを確認しておきましょう。

 

①洗濯物が乾きにくい

ランドリールームで特に注意したいのが、洗濯物の乾きやすさです。

室内干しをする場合、風の流れや湿気対策を考えておかないと、洗濯物が乾きにくくなったり、生乾きのにおいが気になったりすることがあります。

ランドリールームを計画する際は、換気、除湿、空調、窓の位置などをあわせて考えることが大切です。

物干しスペースを確保するだけでなく、洗濯物がきちんと乾く環境になっているかまで確認しておきましょう。

②狭すぎて作業しにくい

ランドリールームは、広ければよいというわけではありませんが、作業に必要なスペースは確保しておきたい場所です。

洗濯機を置くだけの広さでは、洗濯物を干したり、たたんだり、家族とすれ違ったりするときに使いにくさを感じることがあります。

室内干しをする場合は、洗濯物を干した状態で人が通れるか、作業カウンターを使えるか、収納扉を開けられるかなども確認しておくと安心です。

図面上では十分に見えても、実際に使うと狭く感じることがあるため、動き方までイメージしながら計画しましょう。

③収納が足りない

ランドリールームでは、洗剤や柔軟剤、ハンガー、洗濯ネット、タオル、下着、部屋着など、収納したいものが多くあります。

収納が足りないと、洗濯機まわりやカウンターの上が散らかりやすくなり、せっかくランドリールームをつくっても使いにくくなってしまいます。

あらかじめ収納したいものを整理し、棚や引き出し、可動棚などを計画しておくことが大切です。

使う場所の近くに必要なものを収納できると、洗濯家事の流れもスムーズになります。

④脱衣室と兼用して使いにくい

ランドリールームは、脱衣室と兼用するケースもあります。

限られた面積を有効に使える一方で、家族が入浴する時間と洗濯作業の時間が重なると、使いにくさを感じる場合があります。

また、来客時に洗面を使ってもらう場合、脱衣室や洗濯物が見えてしまうことが気になる方もいます。

脱衣室とランドリールームを兼用する場合は、家族の生活時間や来客時の使い方、目隠しの方法まで考えておくと安心です。

⑤物干しスペースが足りない

室内干しをメインにする場合、物干しスペースの量も大切です。

家族の人数や洗濯の頻度によって、必要な物干し量は変わります。

毎日こまめに洗濯するのか、週末にまとめて洗うのか。
タオルやシーツなど大きなものをどこに干すのか。

こうした暮らし方によって、必要なスペースは変わります。

ランドリールームをつくる際は、普段の洗濯量をもとに、物干しバーの長さや本数、干す場所の広さを考えておきましょう。

 

ランドリールームの広さはどれくらい必要?

ランドリールームの広さは、使い方によって変わります。

洗濯機まわりの作業だけでよいのか、室内干しをしたいのか、たたむ作業まで行いたいのかによって、必要な広さは異なります。

コンパクトにまとめる場合は、脱衣室や洗面室と兼用しながら、洗濯機上や壁面を活用して収納を確保する方法もあります。

一方で、室内干しや作業カウンター、収納までしっかり取り入れたい場合は、ある程度ゆとりのあるスペースを計画すると使いやすくなります。

大切なのは、単に畳数で考えるのではなく、「何をする場所にしたいのか」を明確にすることです。

 

①ランドリールームの配置で考えたい動線

ランドリールームは、どこに配置するかによって使いやすさが大きく変わります。

洗濯の流れだけでなく、家族の身支度や収納、家事全体の動きまで考えて配置することが大切です。

②洗面室・脱衣室の近くに配置する

ランドリールームは、洗面室や脱衣室の近くに配置すると使いやすくなります。

入浴時に脱いだ衣類をすぐ洗濯機に入れられ、洗濯から室内干しまでの流れもスムーズです。

洗面室と隣接させる場合は、朝の身支度と洗濯作業が重なったときの使いやすさも考えておきましょう。

家族が同時に使うことが多い場合は、通路幅や扉の位置にも配慮が必要です。

③ファミリークローゼットの近くに配置する

ランドリールームとファミリークローゼットを近くに配置すると、洗濯物をしまう動線を短くしやすくなります。

洗う、干す、たたむ、しまうまでの流れが近い場所で完結しやすくなるため、家事の負担を減らしやすい配置です。

特に、家族の衣類を一か所にまとめて収納したい場合には相性のよい組み合わせです。

ただし、湿気がこもりやすい配置にならないよう、換気や除湿にも配慮して計画することが大切です。

④キッチンや家事スペースとのつながりを考える

ランドリールームをキッチンや家事スペースの近くに配置すると、料理や片付けの合間に洗濯作業を進めやすくなります。

家事を同時進行しやすくなるため、忙しい時間帯の動きもスムーズになります。

ただし、水まわりをまとめすぎると、家族の動線が一か所に集中して混み合う場合もあります。

キッチン、洗面、ランドリー、収納の位置関係を見ながら、暮らしに合った動線を考えることが大切です。

⑤玄関からの動線も考える

外で使った衣類やタオル、雨に濡れたものをすぐに洗濯したい場合は、玄関からランドリールームへの動線も考えておくと便利です。

帰宅後に手洗いや着替えをし、そのまま洗濯物を出せる流れがあると、室内に汚れを持ち込みにくくなります。

外遊びやスポーツ、アウトドア用品などが多いご家庭では、玄関収納や土間収納とのつながりもあわせて考えると使いやすくなります。

 

ランドリールームにあると便利なもの

ランドリールームを使いやすくするためには、設備や収納の計画も大切です。

ここでは、あると便利なものをご紹介します。

 

①室内物干し・物干しバー

室内干しをするなら、物干しバーや室内物干しの位置をしっかり考えておきましょう。

洗濯機から近い位置に干せる場所があると、濡れた洗濯物を運ぶ距離を短くできます。

また、洗濯物を干した状態で通路をふさがないか、窓や収納扉と干渉しないかも確認しておくことが大切です。

②作業カウンター

洗濯物をたたんだり、アイロンをかけたりする場所として、作業カウンターがあると便利です。

カウンター下に収納を設ければ、洗濯かごやタオル、洗剤のストックなども整理しやすくなります。

ただし、カウンターを設けることで通路が狭くなる場合もあるため、広さとのバランスを見ながら計画しましょう。

③可動棚や収納

ランドリールームには、可動棚や収納を設けておくと使いやすくなります。

洗剤や柔軟剤、ハンガー、洗濯ネット、タオル類など、使うものを近くにしまえると、作業の流れがスムーズです。

収納するものの高さや量に合わせて棚の位置を変えられる可動棚は、暮らしの変化にも対応しやすい収納です。

④コンセント

ランドリールームでは、洗濯機や乾燥機だけでなく、除湿機、サーキュレーター、アイロン、充電式の掃除機などを使う場合があります。

そのため、コンセントの数や位置も大切です。

使う家電をあらかじめイメージしながら、必要な場所にコンセントを計画しておきましょう。

⑤換気・除湿・空調

室内干しをするランドリールームでは、湿気対策がとても大切です。

換気が不十分だったり、空気が動きにくかったりすると、洗濯物が乾きにくくなることがあります。

換気扇や窓、除湿機、サーキュレーター、空調の届き方などを考えながら、洗濯物が乾きやすい環境を整えましょう。

 

ランドリールームは脱衣室と分ける?兼用する?

ランドリールームを計画するときに迷いやすいのが、脱衣室と分けるか、兼用するかという点です。

どちらにもメリットがあり、ご家族の暮らし方によって向き不向きがあります。

 

脱衣室と分けるメリット

ランドリールームと脱衣室を分けると、家族が入浴している時間でも洗濯作業をしやすくなります。

洗濯物を干したままでも、脱衣や入浴の邪魔になりにくく、来客時にも生活感を見せにくいというメリットがあります。

また、洗面室を独立させる間取りにすれば、来客が手洗いを使う場合にも気を使いにくくなります。

一方で、分けるためにはその分の面積が必要になるため、他の部屋や収納とのバランスを考えることが大切です。

脱衣室と兼用するメリット

脱衣室とランドリールームを兼用すると、限られた面積を有効に使いやすくなります。

洗濯機、脱衣、室内干しをひとつの空間にまとめることで、水まわりの動線もコンパクトになります。

ただし、洗濯物を干しているときに脱衣スペースが狭くなったり、家族が入浴していると洗濯作業がしにくかったりする場合があります。

兼用する場合は、家族の生活リズムや使う時間帯をイメージしながら、広さや収納、目隠しの方法を考えておきましょう。

 

ランドリールームをつくるときの注意点

ランドリールームは、暮らし方に合っていればとても便利な空間です。

一方で、なんとなく取り入れるだけでは、使いにくさや後悔につながることもあります。

 

洗濯の流れを具体的に考える

ランドリールームを計画するときは、普段の洗濯の流れを具体的に考えることが大切です。

いつ洗濯をするのか。
外干しと室内干しのどちらが多いのか。
乾いた洗濯物はどこにしまうのか。
アイロンがけをするのか。

こうした日々の流れを整理することで、必要な広さや収納、配置が見えてきます。

家族の人数と洗濯量に合わせる

必要なランドリールームの広さや物干し量は、家族の人数や洗濯の頻度によって変わります。

毎日洗濯するご家庭と、まとめて洗濯するご家庭では、必要なスペースが異なります。

タオルやシーツ、仕事着、スポーツ用品など、洗濯物の種類も考えておくと、より使いやすい計画につながります。

収納するものを先に決めておく

ランドリールームは、洗濯に関わるものが集まりやすい場所です。

洗剤や柔軟剤だけでなく、ハンガー、洗濯ネット、タオル、下着、パジャマ、掃除用品などを収納する場合もあります。

何をどこにしまうのかを先に考えておくことで、棚の奥行きや高さ、収納量を計画しやすくなります。

湿気対策を忘れない

ランドリールームで室内干しをする場合、湿気対策は欠かせません。

窓を設けるだけでは、季節や天候によって十分に乾かないこともあります。

換気、除湿、空気の流れ、空調の届き方などをあわせて考え、洗濯物が乾きやすい環境をつくることが大切です。

 

ランドリールームは本当に必要?

ランドリールームが必要かどうかは、ご家庭の暮らし方によって変わります。

室内干しが多い方、洗濯家事をまとめて行いたい方、洗濯物をリビングに持ち込みたくない方には、ランドリールームがあると便利です。

一方で、外干しが中心の方や、洗濯物を干す場所・収納する場所がすでに確保できている方は、必ずしも独立したランドリールームが必要とは限りません。

ランドリールームは、あると便利な空間ですが、すべてのご家庭に必ず必要なものではありません。

大切なのは、普段の洗濯のタイミングや干し方、しまい方まで考えたうえで、自分たちの暮らしに合う形を選ぶことです。

 

まとめ|ランドリールームは暮らし方に合わせて計画することが大切

ランドリールームは、洗濯家事を楽にし、室内干しや収納をしやすくしてくれる便利な空間です。

洗う、干す、たたむ、しまうまでの流れをまとめやすく、家事動線を短くできる点が大きな魅力です。

一方で、広さや配置、収納、換気、除湿をしっかり考えておかないと、洗濯物が乾きにくい、狭くて使いにくい、収納が足りないといった後悔につながることもあります。

ランドリールームを計画する際は、家族の人数や洗濯量、室内干しの頻度、収納したいもの、他の水まわりとの動線まで考えることが大切です。

注文住宅なら、ご家族の暮らし方に合わせて、ランドリールームの広さや配置、収納計画まで考えることができます。

毎日の洗濯家事を少しでも楽にしたい方は、家づくりの早い段階からランドリールームについて考えてみてはいかがでしょうか。

 

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