22.09.06
お家でできる防災訓練
こんにちは、桜建築事務所の後藤です。
9月1日は「防災の日」でした。
1923年9月1日に相模湾を震源として起きた関東大地震。
その被害を繰り返さないために、年に一度、防災について考える日として制定されました。
学校や会社で防災訓練をされた方も多いのではないでしょうか。
ご家族でも一年に一度、災害が起きたときのことを考えて、防災セットの確認や何かあった時の集合場所などを確認しておくといいですね!
まずは
・非常用持ち出し袋の中身確認
・水の用意
・電気の確保
・家具の転倒防止
などをチェックしましょう。
非常用持ち出し袋に入っている保存食の消費期限チェックはもちろん、お薬なども使用期限が設けられているので、十分に期間があるか確認しておきましょう。
(災害時にはガラスの破片や釘などが落ちている場合があります。慌てて素足で外に出てしまった時の事を考え、持ち出し袋の中には一足靴も入れておくと安心です。こちらもしっかり入っているか是非CHECKしてみてくださいね。)
水は長期間保存しても品質には問題がないと言われているものの、ペットボトルはわずかに空気を通すので、少しずつ蒸発していきます。
気になる方は液面が目減りしているものは交換する、というように管理ルールを作ってもいいかもしれません。
そして非常時に欠かせない電気の確保。
本体に乾電池をセットしている場合は、電気が消費されないように+極や-曲にセロハンテープなどを貼って絶縁しておきましょう。
乾電池を裸で管理していると発火の恐れがあるので、こちらも必ず絶縁することをお忘れなく!
ソーラーパネルで発電した電気を蓄電する蓄電池を被災用に使用しようとお考えの場合は、容量に注意してください。
家庭用の蓄電池は意外と容量が少ないものもあり、非常時に使う電気のすべてをまかなうことは難しいケースも。
非常用電池として使用するのであれば大容量のものを使うことをお勧めします。
また、非常用の持ち出し袋は、奥の方にしまっておくといざというとき持ち出せません。
さっと持ち出せるように、土間収納のような玄関に近い場所に置いておいてくださいね。
最後にお家の棚などが倒れないための耐震マットや転倒防止金具、ガラス飛散防止フィルムの貼り付けなども、確認をしておきましょう。
最近のお家は耐震性も高い構造にはなっていますが、家具の転倒リスクを防ぐ事も考えて、造り付けの家具を造作するのもひとつです。
興味のある方は、どうぞお気軽に桜建築事務所のスタッフまでご相談くださいね。