24.01.23

今すぐできる冬の「結露」対策|家づくりから考えておくことも大切!

こんにちは、桜建築事務所の後藤です。

冬場に気になる住まいのお悩みといえば、外の外気で冷やされた窓に室内の暖かい空気が降れる事で発生する「結露」問題ではないでしょうか。
結露を放置していると、そこからカビ・腐食・サビの原因になりますので、適切な対策が必要です。

そこで、今すぐできる冬の「結露」対策家づくりのときから考えるポイントをご紹介します。

1|今すぐ対策できること

・換気する
湿った空気が室内にこもっていると、結露が起こりやすくなります。
換気扇を回したり窓を開けたりして、こまめに空気の入れ替えをしましょう。
※24時間換気システムが未設置の場合。

・サーキュレーターを使う
結露対策には、サーキュレーターも有効です。
サーキュレーターというと夏場のイメージも強いかもしれませんが、活用すると室内の空気が撹拌されるため、結露の原因となる空気のよどみが解消されます。

・エアコンの温度を上げすぎない
室内外の寒暖差が広がるほど、結露が発生しやすくなります。
エアコンは20℃程度に設定しましょう。

2|家づくりのときから考えるポイント

・内窓、断熱窓を設置する
窓ガラスを二重にすると、ガラスとガラスの間に空気の層ができ、窓際の寒暖差が小さくなります。
外窓の内側に新たな窓を設ける「内窓」や、複層ガラスを採用した「断熱窓」などを検討しましょう。

・24時間換気システムを導入する
24時間換気とは、室内の空気を計画的に入れ替えるシステムのことです。
窓を開けずに少しずつ空気を入れ替えるため、快適な室温を保ちつつ結露対策が行えます。
※2003年7月の建築基準法改正により、原則設置されており、
改正以降に建てた建物には既に設置されているので改めて設置する必要はありません。

桜建築事務所では、冬場も快適に暮らせる住まいをご提案します。
お気軽にご相談くださいね。

次回も楽しみにお待ちいただければと思います。