24.02.22

【外壁コラム】コーティングとコーキングについて

こんにちは、桜建築事務所の後藤です。

家の印象を決める外壁。その性能は日々進化しています。中でも外壁のコーティングコーキングについては、外壁メーカー各社からメンテナンスにも強い商品が発売されています。

そこで今回は外壁性能についてご紹介します。

外壁コーティングの進化
外壁コーティングとは、外壁に耐久性や防汚性などに優れた塗料を塗布することです。具体的には、シリコン塗料やフッ素塗料ガラスコーティングなどの種類があります。

コーティングには2つの役割があって、1つが色褪せをしないようにする為のコーティング。
そして、もうひとつは汚れが落ちやすくするようになるような為のコーティングです。

外壁メーカー各社でその性能が少しずつ異なり、名前も違いますが、そのコーティングの性能が格段に上がっています。

そのため最近では外壁のメンテナンスが必要になるまでの期間が伸びています。例えば以前は、新築から5年程度で外壁の塗り直しが必要になっていたところが、最近では15年20年程度まで伸びています。

コーキングの性能UP
コーキングとは、建築物の防水性を向上させるために、外壁の隙間やガラスサッシの回り等をコーキング剤で埋めることです。コーキング剤は、パテなどの充填材やシーリング材などとも呼ばれ、水の侵入を防ぎ、外壁の負担を軽減することで、建物の劣化を防ぐ役割があります。

以前は、コーキングも劣化しやすかったのですが、最近では高耐久になっており、打ち替え交換までの期間も長くなっています。また価格帯が安くても長持ちする商品が出ているのも特徴です。

このコーキング剤の性能についてはまだ全てのコーキング剤が高性能になっているわけではないので見極める必要があります。安いコーキング剤を選ぶと5年後にすぐ打ち替えになったり、その費用が100万円程度になるケースもあります。

外壁選びのときには、必ず性能を比較して選ぶようにしましょう。

外観に関するご希望もお気軽にご相談くださいね。

次回は「外観」特集をお届けします。楽しみにお待ちいただければと思います。