24.05.07
寝室の照明の選び方とは?
こんにちは、桜建築事務所の後藤です。
「睡眠」がメインとなる寝室は、他のお部屋とは違った視点で計画することが大切です。
しかし、具体的にどのような点を意識したらいいのか迷っている方も多いかもしれません。
そこで今回は、寝室の照明の選び方や寝室を計画する際の注意点をご紹介します。
■寝室の照明の選び方
寝室の照明を選ぶ上で大切なことは、光の強さや色味です。
昼光色のようなリビングや子ども部屋・書斎などで使用されるような明るい照明を採用すると、
寝室には明るすぎるので、自然な眠気を感じにくくなるといわれています。
ですので、寝室には他のお部屋よりも控えめな明るさにしましょう。
おすすめは、やはり「間接照明」です。
壁や天井に間接照明を取り入れると、柔らかな光が寝室を包み込みます。
さらに、スタンドライトやベッドサイドランプを使うと、落ち着く雰囲気づくりに役立つでしょう。
色味は、暖色系の落ち着いた電球色が好ましいといわれています。
電球色は夕日の色味に近く、夜のリラックスタイムにぴったりだからです。
調光調色機能のある照明を選ぶと、明るさや色味をその時々によって調整できます。
とくに、天井に埋め込むダウンライトや裸電球を使った照明は、寝転がった状態で見上げると眩しく感じる可能性があります。
照明を付けたままベッドでくつろぎたい方は、光が直接目に入らないような種類・配置にこだわるとよいでしょう。
■寝室を計画する際の注意点
・朝日の位置を考慮する
寝室は寝るための空間なので、昼間に使うことはほとんどありません。
日当たりの良い南側は、LDKといった日中の使用がメインになるスペースに充てたほうがいいかもしれませんね。
また寝室は、朝日でスッキリ目覚められる北東の配置もおすすめですね。
・固定観念にとらわれない
寝室は他の部屋とは違い、狭くて天井高が低めの空間のほうが適度な「おこもり感」を得られて、居心地が良くなることもあります。外からの明かりを遮る為にあえて窓を取り付けないのもひとつです。固定観念にとらわれない自由な発想で、夜の時間を快適に過ごせる空間をデザインしましょう。
桜建築事務所では、ライフスタイルに合った暮らしやすい住まいをご提案しています。
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次回も楽しみにお待ちいただければと思います。