20.08.13
年齢によって変わる、子ども部屋の在り方とは
こんにちは、桜建築事務所の後藤です。
家づくりをするとき意外と悩むのが、子ども部屋。
以前は4~6帖程度の広さを確保したことが多いようですが、
快適に過ごせる部屋にしてしまうと子どもが部屋に引きこもってしまいがちになったり、
子どもが独立した時にデッドスペースになってしまったりしてしまう事情もあり、
最近はコンパクトな部屋にする傾向にあります。
子ども部屋はベッドとちょっとした収納のスペースを確保しておいて、
リビングなどの共有スペースにスタディコーナーを作るケースが増えてきています。
自分の部屋があっても、勉強は他の場所(スタディコーナーなど)でやるお子さんは多いようです。
小学生~中学生くらいまでは、寝たり、身支度を整える部屋になりそうですね。
「それなら子ども部屋は必要ないのでは?」
と思われるかもしれませんが、やはり子ども部屋はきちんと作ってあげたほうがいいです。
というのもスタディコーナーで勉強をするのは中学生くらいまでで、大学受験を視野に入れ始めるころから独立した空間で勉強をした方が捗りやすいようです。
そうなると子ども部屋で過ごす時間が多い時期は、高校3年間だけになる可能性も考えられます。
もちろん実家から大学へ通われるお子さんも多いと思いますが、一人暮らしを選ぶお子さんも少なくありません。
そしていずれは独立して、年に数回家に帰ってくる、というようになります。
子ども部屋をつくるときは
「子どもが独立したら、子ども部屋をどうするのか?」
を考えておくといいかもしれませんね。
書斎にするのもいいですし、趣味の部屋や収納部屋にだってできます。
憧れの自分の部屋を持つことだって夢ではありません!
このように年齢によって子ども部屋の在り方はどんどん変わっていきます。
独立した後のことを踏まえた設計もできますので、どうそお気軽にご相談くださいね。