21.02.09
しっかり家の換気ができる為の条件とは?
こんにちは、桜建築事務所の後藤です。
2月に入り、そろそろ花粉が気になる時期になってきました。
花粉症の方は、しばらく辛い時期が続きますね。
花粉症の症状を和らげるためにも、コロナウイルスの感染予防としても、家の中の空気をしっかり換気することを意識しましょう!
そこで知っておいていただきたいのが、家がどのように換気しているかということ。
窓を開けて空気を入れ替えるだけが換気ではありません。
家は私たちが呼吸をするように換気をしているのです。
今回は家の換気についてお話します。
今のお家には換気設備の設置が建築基準法で義務づけられています。
これはシックハウス症候群が問題になった2003年に、家全体を考えた計画的な換気をしなければならない、という法律が制定されたからです。
今は建材にホルムアルデヒドは使われていませんが、家具から出ることもあります。
そのため、今でもしっかり換気できるようなつくりの家がいいとされています。
最近では「24時間換気システム」が導入されていることが多く、常に給気口と排気口から換気を行っています。
給気口から外の空気を取り入れ、排気口から室内の空気を排出しています。
換気設備でしっかり換気をするためには、隙間のない家を建てることが必要条件。
その点でも住宅の気密性というのは重要視されています。
そして今の時期に気になるのが、入ってくる空気の汚れ。
ある程度の汚れ(花粉、ホコリ、排気ガス、PM2.5など)は給気口のフィルターが取り除いてくれますが、そのフィルターが汚れていては機能が半減してしまいます。
3か月に1回のペースで定期的な給気口のフィルター掃除をおすすめします!
「一回も給気口の掃除をしていないな…」という方は、この機会にぜひお掃除しておきましょう。
もしわからないことなどあれば、私たち桜建築事務所のスタッフにお気軽にご相談ください。