21.06.03
省エネ性能の高い家を建てるなら「UA値」をチェック!
こんにちは、桜建築事務所の後藤です。
地球や社会が将来にわたって維持できるように、世界規模で取り組んでいるSDGs。
2016年には日本でも内閣総理大臣を本部長とした「SDGs推進本部」が設置され、体制づくりが行われてきました。
最近ではTVでも大規模なキャンペーンが行われたり、身近に感じる事が多くなってきましたね。
(もちろん桜建築事務所も家づくりをする上で取り組んでいます!)
国内外でSDGs促進されている昨今、これから家を建てるなら、環境にも、光熱費削減にも良い、省エネ性能もしっかり考慮した家にしたいですよね!
そこで、そのような省エネ性能の良い家を建てる時には、その性能を数値化した「UA値(ユーエー値)」を意識するようにしましょう。
今回はそのUA値について、詳しくご説明します。
UA値とは「外皮平均熱貫流率」のことで、外に逃げる熱量を家全体の表面積で平均した値のことを指します。
少し難しい話になってしまいましたが、UA値が小さければ小さいほど断熱性能が高い家ということになります。
断熱性能とは簡単に言うと魔法瓶のような性能のことで、
室温が外に逃げず、それでいて外気の温度が室温に影響しないお家にしてくれます。
だからエアコンで快適な室温にするとき、少ないエネルギー消費に抑えることができるんです。
つまり
省エネ性能が高い家=UA値が小さい家(=断熱性能が高い家)
ということが言えます!
長期優良住宅やZEHにするためには、規定のUA値を満たすことが条件として含まれています。
このUA値は地域によって求められる条件(数値)変わるので、家を建てるエリアの規定UA値に合わせるようにしてくださいね。
(沖縄と北海道だと気候が全然違いますので、その地域に見合ったUA値が設定されているんですよ)
当社がある愛川町は国が推奨する長期優良住宅の基準の中で、省エネ基準地域区分が5の地域ですので、UA値は0.75を満たすことが条件となります。
ちなみに愛川町以外の厚木市エリアであれば省エネ基準地域区分が6となりますので、ご注意ください。
また、有識者の間では国が推奨する基準では、本当に快適な室温に保つ事が難しいとも言われていたりします。
その事も踏まえて桜建築事務所では基準値よりも低い「UA値0.46」の断熱性能の高い、住み心地のよい家を建てることを促進しています!
長期優良住宅やZEHにも対応できる家づくりを行っておりますので、省エネ性能の高い家を建てたいという方も安心してご相談くださいね。
ご不明点などあれば、どうぞお気軽にご相談ください。