22.08.09

無垢材の床の「汗汚れ」対処法

こんにちは、桜建築事務所の後藤です。

桜建築事務所でも大人気の無垢材の床。
ナチュラルな風合いはもちろん、木特有の質感にも人気の理由があります。
夏はさらっと、冬は温もりのある柔らかな肌ざわりで、とっても気持ちいいんですよね。
そんな魅力のある無垢材の床ですが、ひと夏終わって床を見てみると、「なんか汚れてる?」と感じたことはありませんか?
それは、汗汚れ」かもしれません!

「暑い夏は靴下もはいていたくない!」
「さらっとした床が気持ちいい!」
と、一年の中でも特に素足で過ごす時間が多い夏。

実は足裏には汗を出す汗腺がたくさんあるのはご存知でしょうか?
多いときには両足で1日に200mlもの汗をかくことも!
自分でも知らずのうちにかいた汗が、吸湿性のある木に吸収されているんです。
そして汗をかいているため、皮脂や垢なども他の季節よりも床につきやすいということも、汚れの一因です。
ご家族が多いご家庭や、新陳代謝のよいお子様がいらっしゃるご家庭は、もしかしたら汚れが目立つかもしれません。

この床の汗汚れを防ぐためには、
こまめに掃除をして専用のワックスをかける(半年に1回程度)
夏を迎える前にワックスをかけておく
という対策が有効です!
ワックスがかかっていれば、水や汗をしっかりはじくので目立つ汚れとして残りにくくなります。

無垢材の床は経年変化による風合いが楽しみのひとつですので、その汚れも味になります。
ただもし汚れがどうしても気になるということであれば、表面を専用のやすりなどで削って再度ワックスをかければ元の状態に戻りますので、お困りの際は桜建築事務所までお気軽にご相談くださいね!