23.01.13
新型コロナウイルスで気になる「住まいの換気」のこと
こんにちは、桜建築事務所の後藤です。
最近、住宅のウイルス対策について気になる方も多いのではないでしょうか。
特に冬はインフルエンザも増える時期なので、コロナ対策と合わせて対策をすることが大切です。
そこで今回は家づくりでできるウイルス対策について解説します。
■換気のできる家づくり
家族が外出先から帰ってくると、知らず知らずのうちに家の中にウイルスを持ち込んでしまうこともあります。その為、意識せずとも自然にウイルスを外に出す換気のしやすい家づくりが大切です。
例えば、空気を動かすためのシーリングファンと換気システムなどの設備を組み合わせて使う事がおすすめです。
■換気には気密性が大切
換気システムを効果的に使うためにはお家の気密性が大切です。住宅の気密性を表すC値は低ければ低い方が良いのですが、具体的な数値でいうと「0.5以下」が理想です。
※C値は、建物の床面積1㎡あたりにある隙間面積を表す値のこと。
家の中でも空気が動いていることを感じられるくらいの気密性を高めることが大切でしょう。
また換気で空気を動かすことで、ウイルス対策にもメリットが生まれます。例えば、家の結露が起こりにくくなり、カビ・ダニの発生を防げ快適に過ごせたり、室内に干していた洗濯物も乾きやすくなって家事を時短できたりと、暮らしやすさにもつながりそうですね!
■吹き抜けのある家にはシーリングファンを
構造上、吹き抜けの部分には空気がたまりやすい傾向にあります。そのため、冬場にエアコンを付けていると暖かい空気は上へ溜まります。吹き抜けを設計する場合には、シーリングファンを設置して空気を動かしやすくしてあげましょう。
桜建築事務所の24時間換気システムは、2時間に1回空気を入れ替えるシステムになっていますし、皆様にご提案させて頂く間取りプランには暮らし易い動線だけでなく、そうした空気の流れも入念に計算しておりますのでウイルス対策も暮らしやすさもおまかせください!
次回は「イベント」についてご紹介させていただきます!
楽しみにお待ちいただければと思います。