19.09.03
災害時に役に立つ住宅性能
こんにちは、桜建築事務所の後藤です。
9/1は「防災の日」と言われているのはご存知でしたか?
1923年の関東大震災が発生した日であり、台風シーズンが迎える時期でもあることから、地震や風水害などに対する心構えを育成するためにできたようです。
万が一に備えて防災グッズを用意しときましょうというのは、最近良く耳にすると思います。アイテムでの準備はありますが、災害と住宅の性能という2つの結びつきについての話はあまり聞かないと思います。そこで今回は、災害時に役立つ防災についてお伝えいたします。
ZEH(ゼッチ)住宅というワードを聞いたことがありますでしょうか。夏場のエアコンなどで使用したエネルギーを太陽光発電によるエネルギー収支にて、概ね0(ゼロ)にする住宅です。国が今力を入れている政策で補助金も適用されます。
そのZEH(ゼッチ)にも、「ZEH、ZEH+、ZEH+R」と3種類あり、そのなかでZEH+Rが災害時に一番役に立つ住宅性能ですので、ご紹介いたします。
地震などの災害時には、電気の供給がストップし、生活に支障をきたす場合があります。ZEH+R住宅では、電力供給がストップしてしまっても、居室の電源を確保できる状態にしたり、冬場の寒い時には、太陽光熱利用温水システムによって温水が使用できたりなど、高性能住宅+設備で災害時の生活を支援してくれます。
しっかりしたZEH住宅を建てるには、国に登録されているZEH住宅登録事業者に委託することも重要なポイントになりますので、ぜひご注目してみて下さい。