こんにちは、桜建築事務所の後藤です。

寒い冬の日は廊下や洗面所、人がいない部屋などは、家の中であっても寒さが身に沁みますよね。
朝は暖かいお布団からなかなか出られなかったり、トイレやお風呂に行くのにもちょっとした気合が必要になってきます。

 
そうなると「今日は一日こたつで過ごしてしまった…」というように、行動範囲が狭くなりがちです。
もちろんそんな日もいいのですが、家で快適に過ごせているかというと、少し疑問が残ります。
そこで今回は「寒い冬でも快適に過ごせる家」についてお話いたします！

 

冬の寒さ対策に欠かせないのは、何と言っても断熱性能でしょう。
断熱性能とは、家の中の暖かい空気を外に逃がさず、外の冷たい空気を家の中に入れない性能のことです。
断熱性能に注力した家にすると、冬の家での過ごし方が全然違うものになってきます！

 
まず、家の中で「凄く寒い」と感じることが少なくなります。
だから冬特有の朝の起きにくさや、部屋の移動、家事なども苦になることなく、いつもと同じように過ごせます。

そして家の中の温度差がなくなるので、ヒートショックリスクが低くなります。
これは今、祖父母様と同居されている方だけじゃなく、これから自分たちの将来を考えたときにも大きなメリットとなります。

 

断熱性能は家づくりのプランにも影響してきます。
吹き抜けのような解放感のある空間は、空間が広い分、暖房を入れても暖まるのに時間が必要です。
でも断熱性能をしっかりしておけば、暖まりきるまでの時間も苦ではなくなります。
断熱性能があるかないかで、設計プランの幅もぐんと広がるのです。

 

このように断熱性能は、冬の寒い季節でも家でアクティブに過ごすためには必要不可欠なもの。
家づくりをするときは、断熱性能をしっかり考慮するようにしましょう！
ご不明な点などがあれば、どうぞお気軽に私たちスタッフにお尋ねくださいね。