20.02.27

洗濯が楽になる設計をはじめるポイント

こんにちは、桜建築事務所の後藤です。

数ある家事の中でも移動距離の長い家事と言えば、洗濯
洗濯機で洗って、干しに行って、取りこみに行って、畳んで、しまって…と一連の作業を済ませるだけで、家中を移動しなければならないなんていうことも。
そう考えると洗濯って意外と大変な家事ですよね。

だからこそ新しく家を建てるときは、洗濯が楽になる動線を考えた間取りにしませんか?
洗濯が楽になる動線は、とにかく『移動距離』を短くすること!
そうするためにはどのようなことを考えていけばいいのでしょうか?
今回は洗濯が楽になる家をつくるときの、考え方のポイントをご紹介します!

 

 

ポイント① どこで干すかを決める
洗濯物はどこで干すか決めていますか?
1Fの庭で干す、2Fのバルコニーで干す、部屋干しにする、という選択肢が挙げられると思いますが、まずはここをしっかり決めておきましょう。
干す場所を中心に洗濯機を置く場所や収納場所を決めていきます。

 

ポイント② 洗濯機の置く場所
もちろん洗濯機の置き場所は、干す場所から少しでも近いところにするのがベストです。
家の設計は水まわりを近い場所に集めることが一般的なので、だいたい1Fにお風呂、洗面所、洗濯機、トイレ、キッチンなどがあることが多いです。
そうなると1Fの庭で洗濯物を干す場合はいいのですが、2Fにあるバルコニーで干すときは、濡れて重い洗濯物を持って結構な距離を移動しなければなりません。
2Fのバルコニーで洗濯物を干す場合は、洗濯機を置く場所の近くに階段を設置したり、2Fに洗濯機の設置スペースを設けてもいいかもしれません。
2Fに洗濯機を置く場合は、振動や音に悩まされないように設計士がおすすめの場所をご提案いたしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

ポイント③ 畳む場所と収納場所
乾いた洗濯物を畳んだり収納したりする場所も、洗濯物を干す場所の近くにあったほうが便利です。
最近は洗濯物をハンガーにかけて干して、そのまま収納する、というスタイルも多くなってきたので、畳む場所についてはあまり重要視しなくてもいいかもしれませんが、ちょっと作業ができる程度のスペースはあると便利ですよ!

 

 

洗濯を楽にするためには、上記のポイント3つをしっかり決めておくことが大切です。

ちなみに私たちのおすすめは、室内干しにして動線を短縮させること!
「室内干しはニオイや生乾きが気になる」と思われるかもしれませんが、ニオイは空気を循環させて動かせば気になることもありませんし、家の気密性がしっかりしていれば生乾きになることもありません!

 

桜建築事務所では高気密性能で空気循環のよい、部屋干しをするのに好条件が揃った家づくりを行っています。
家事ラク動線の家を考えられている方は、どうぞお気軽に私たちにご相談くださいね。