スキップフロアのメリットとデメリット

スタッフブログ2020年10月08日

こんにちは、桜建築事務所の後藤です。

突然ですが、皆さんは「スキップフロア」という言葉を聞いたことはありますか?
スキップフロアとは、一つの階層の中に複数の高さのフロアがある間取りのこと。
中二階というと、馴染み深いと思います。
このスキップフロアですが、最近人気があって
「スキップフロアを設置したい」とご要望いただくことが増えてきました。

そこで今回は、スキップフロアのメリットとデメリットをお話いたします!



メリット① 個性が出る
スキップフロアがあるだけで、家に立体感が生まれ吹き抜けのような広がりのある空間になります。
またリビングスペースに設置するだけで、お洒落に見える!隠れ家っぽい!など、
遊び心が生まれるのは、スキップフロアの大きなメリットです。

 

メリット② スペースが増える
スキップフロア部分は、+αの居住スペースとして使用できる空間を広げてくれます。
収納として、書斎として、子どもたちのスタディコーナーとして。
様々な用途で使えるのも、スキップフロアの大きな魅力です。

 

メリット③ 空間を有効活用できる
狭小地であったりと建てられる空間に限りがある場合でも、
スキップフロアを上手に利用すれば、最大限にお家の居住スペースを広い空間として
演出することができます。
通常だとデッドスペースになりがちなお家の高いところを有効活用するのに
スキップフロアはとても便利ですよ!

 

デメリット① 季節によって暑かったり寒かったりする
一般的に「スキップフロアは、夏は暑くて、冬は寒い」
という声を聞くことがあります。
実際にそのようなことはあるようですが、断熱・気密性能がしっかりしたお家であれば
そのような室温問題に悩まされることがありません!

 

デメリット② コストがかかる
スキップフロアを設置するのは、普通の家を建てるよりも
手間も材料も多く必要となるため、どうしても割高になってしまいます。

 

デメリット③ バリアフリー設計ではない
スキップフロアはあえて段差をつくることで成り立っています。
ですから、当然ですがバリアフリー設計ではありません。
ご年配の方や、老後生活のことを考えると、どうしてもデメリットになってしまいます。

 

スキップフロアはおしゃれで魅力的な反面、
デメリットも少なからずあります。
スキップフロアのある家を建てたいという場合は、
様々な面を考慮して設計士がご提案いたしますので、
ぜひ桜建築事務所までお気軽にご相談ください。

 

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