今、注目されている「ライフスタイルを考えた家づくり」

スタッフブログ2020年12月10日

こんにちは、桜建築事務所の後藤です。

 

時代の移り変わりとともに、家づくりにも変化が出てきました。
昔は家を代々引き継ぐ風習がありましたし、二世帯同居も当然でした。
しかし今は家を引き継ぐケースは珍しく、子どもは成長したら独立する…というケースがほとんどです。
だからこそ、家づくりも変化していかなければなりません。

 



 

今、家を建てるときに考えたいのは、「子どもが独立したらどうするか?」ということ。
子ども部屋を作るケースがほとんどですが、独立した後にその部屋はどうなるのか、あらかじめ考えておかないと空き部屋を持て余してしまうことに…。

そうならないためにも、今、意識したいのはライフスタイルを考えた家づくり」です。

子どもは年齢によって家で過ごす場所が変わっていきます。
乳児~小学校低学年くらいまでは、両親と一緒に過ごすことが多いでしょう。
小学校中学年~高学年くらいになると、宿題をしたり、テレビを見たりすることができるリビングで過ごす時間が増えます。
自分の部屋で過ごすようになるのは、中学生以降です。
大学も自宅から通ったとしても、自分の部屋を使う期間は10年間というわずかな時間です。

こう考えると、最初から子ども部屋を作らないという選択肢も出てきます。
大きな部屋をひとつ作って、子どもたちが自分の部屋を必要とする年齢になったら、間仕切りで部屋を作る。
それでも十分ではないでしょうか。
3部屋の壁を取り壊して大きな部屋を作ろうとすると大変ですが、大きな部屋を小部屋に分けることは簡単です。
空間は壁がないほうが、様々な選択肢を得られるので使い勝手がいいんです。

 



 

最近では0LDKの家も増えています。
コテージのような感じで、色々と使い勝手がいいと評判です。
部屋が広いと、室温調整が大変そうと思われるかもしれませんが、気密断熱性が高い家であれば、問題ありません!

家はこれからずっと住む場所。
今だけでなく、20年後、30年後のことも考えて、住み心地を追求したいですね。
家づくりでわからないことなどがあれば、どんなことでも私たちにお話してください。
皆様が笑顔で楽しく暮らせる家づくりを、桜建築事務所が全力でバックアップいたします!

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