お家の顔“玄関”を考える

スタッフブログ2021年01月12日

こんにちは、桜建築事務所の後藤です。

お家に出入りする際、家族は勿論、訪れる人を迎えてくれる「玄関」はお家の顔と言われるほど、お家づくりのメインどころという印象が強くあります。
そのようにお家は玄関を中心に広がっていくイメージですが、その玄関像に変化が出ていることをご存知でしょうか。
今回はお家の性能や私たちの生活スタイルの変化によって変わった、「今の玄関の在り方」をお話します。

昔は「明るい玄関」がいいと考える人が多く、南側に玄関を設置することが家づくりの主流でした。
これは玄関先で接客する機会が多かった時代だからこその特徴とも言えるでしょう。
玄関先での接客が減った今、玄関での滞在時間も少ないので南側の明るい場所にわざわざ配置する必要もなくなりました。
その為、今の家づくりでは南側は居住スペースに充て、玄関は北や東西に設置されることが多くなりました



また、玄関が居住スペースの一部として考えられるようになったのも、大きな変化のひとつです。
それは気密断熱性能が向上して、「玄関=寒い」ということが少なくなったからです。

だから玄関に大きな土間を作ってリビングにつなげる、という間取りもできるようになりました。
大きなシューズクローゼット兼収納スペースを玄関付近に設けるのも、最近の流行です。

玄関付近に大容量の収納を作ると、部屋の中に入れるのが大変なアウトドア用品、自転車、ベビーカーなどをしまう時にとっても便利です。

玄関が居住スペースの一部になって、部屋が広く感じることに加え、できることの幅もぐんと広がりました!
ぜひ皆さんも玄関の在り方を考えて、理想のお家を建ててくださいね。
家族が笑顔になる家づくりなら、桜建築事務所にお任せください。

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