夏、快適に過ごすためには窓ガラスのタイプにこだわろう

スタッフブログ2021年06月17日

こんにちは、桜建築事務所の後藤です。

普段あまり意識することもない、窓の位置やタイプ
実は快適に暮らすためにはとても重要な存在だってご存知でしたか?
窓の位置をしっかり考えれば、夏の光は遮り涼しく冬は暖かい光を取り入れる家を建てることだってできるんです!
今回は快適にすごすための窓設計について詳しくお話しします。
ぜひ皆さんの家づくりに役立ててくださいね。

 



窓の役割と言えば、「換気」と「採光」。
だからこそ太陽の光が家の中にたっぷり差し込むような窓を設置したい、と思うかもしれません。
でも夏を快適に過ごすためには、太陽の光を家の中に入れすぎないことがポイントなんです!

なぜなら太陽の光はとても強いエネルギーを持っています。
太陽の光が部屋の中に過剰に入ってしまう、せっかくエアコンで室温を下げても効きが悪うなってしまう事も。
そうなると「エアコンを使っているのに暑い→エアコンの温度を下げる(エアコンの気流が不感)→電気代が高くなる」という悪循環に陥りかねません。

では完全に太陽の光が入らないように窓を設置すればいいのでしょうか?
そうすると今度は、太陽の光が入らなくて冬には寒々しい家になってしまいます。

 



つまり太陽の光は「夏は遮りたいけれど、冬は入れたい」ということになります。
そこでお勧めしたいのが、庇(ひさし)の設置と窓ガラスのタイプを選ぶこと
日射遮蔽型ガラス取得型ガラス窓の位置や居住エリアによって取り入れることで、ぐっと快適に過ごせるようになりますよ!

日射遮蔽型ガラスは、室内の涼しさや暖かさを外部に逃さない一方で、太陽からの日射の照り返しや太陽光の熱を強力に遮断します。

日射取得型ガラスは、室内の涼しさや暖かさを外部に逃さないことはもちろん、外から射し込む太陽の熱はガラスを通して適度に室内に届きます。

また夏の強い日差しは高い位置から降り注ぐので、窓に深めの庇を設置して、物理的に遮断するのもひとつの手段です。
どんどん暑くなる夏、しっかり対策をして住み心地のいい家にしたいですね!
一年中快適に過ごせる家づくりなら、桜建築事務所にお任せください!

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