こちらのお家は、セレクトオーダー仕様の「レスモア／10のベーシックパターン」の一つをベースとして桜建築事務所の一級建築士が監修しました。
「レスモア／10のベーシックパターン」は、お客様の声をもとに当社が手掛けた理想の間取りの《ひな形》集。楽しく家族のお気に入りを選ぶことができます。

無駄をなくして本当に大切なものだけを追求し、お施主様のエッセンスを加えた、桜建築事務所による“住まいの結論”というべき自慢のプランのお家です。

外観・内装ともに爽やかな白を基調としており、キューブ型のスタイリッシュなデザインは青空に映える佇まいです。
リビングから出入りできるコートは道路沿いにありますが、四方を壁で閉じているので、ドアを開けた際に家の中の様子が筒抜けになる心配はありません。
家族でパーティーを楽しめるほどの広さがあり、普段は便利な勝手口としてキッチンへと最短距離で食材を運び入れることができます。

モルタル素地仕上げの床が美しいキッチンは、ダイニングと一体化したオシャレなデザインです。横並びで移動距離が短くなるため、調理・配膳・片付けの動線も最適化されています。
さらに、料理動線だけでなく、洗面所・お風呂場・トイレに至る動線も一直線に並んでいるため、家事の動きに無駄が生まれません。

扉付きの背面収納には食品や食器だけでなく、大きな冷蔵庫を置くスペースもあり、生活感を見せないスッキリとした暮らしを叶えられます。

一番のこだわりは、床や天井にリズム（段差）を持たせたり、様々な素材（シナベニア・モルタル・鉄骨階段） の組み合わせで面積以上の広さ・抜け感を感じられたりするような工夫を取り入れた点です。

例えば、ご家族が一番長く一緒に過ごす空間のリビングは、明るく開放的なものにするためにワンフロアリビングを採用しています。
しかし、広さを十分に取っても、空間に変化がないと間延びした印象を与えてしまいます。
そのため、こちらでは先ほどのリズム（段差） を「キッチンとリビング」の境である床や天井につくり、素材や高さの違いで空間を区分けしました。
空間のリズムを生み出す吹き抜けからは、柔らかな自然光が1階まで届くので、明るく居心地の良いリビングになっています。

階段下のスペースは、気軽に座ったり寝転べたりする畳コーナーに。
モダンなデザインにも馴染むフラットなつくりで、シナ合板の素材の組み合わせが美しく、黒のスケルトン階段やドアが絶妙なアクセントとして機能しています。

その他にも「2Fの寝室とフリースペース」では、異なる壁面素材を使い、あえて雰囲気が変わるように。
洗濯物を室内干しするランドリースペースとして、お子様の遊び場として…など、お家全体の開放感を保ちながら、日々の暮らしやライフスタイルの変化に合わせて柔軟に活用することができます。

さらに、2Fには家族の洋服を集約できるシェアクローゼットを完備。
大容量の4.5畳という広さで、洋服以外にもあれこれ収納できるのでお家の中が散らかりません。

また、このような洗練されたデザインを実現できるのは、高断熱・高気密、耐震性などお家自体が優れた性能を持ったお家だからこそ。そして、プラスαとして床下冷暖房システムを導入により、吹出口は空間に馴染むスッキリとした見た目で、各部屋にエアコンを設置する必要がないため、スタイリッシュな美観を保つことができるのです。

…もちろん、この他にも語り尽くせないくらいお家の随所に見どころとなるような箇所があります。しかし、実際に住まれるご家族自身がつくり込む余白を残し、愛着を持てるように、あれもこれもと詰め込み過ぎない家づくりを心がけています。