北欧の「ヒュッゲ」の考え方を軸に、ご家族がお家で心地良く、幸せな気持ちで暮らせるような住まいづくりを進めました。外観は元々、購入した土地にあった梅の木は季節を感じられるように正面の窓部分にあえて残してあったり、さらにプラスしてお庭+ウッドデッキを配置することで四季を楽しめる仕様にしてあります。また、室内は寒いお家が苦手な奥様の為にお家全体を温めてくれる薪ストーブとエアボレーをご用意。少し焚いただけでお家の中がふんわりと暖まり、陽だまりの中に居るような心地良さを感じさせてくれます。

間取り部分では「生活動線・お客様動線・家事動線」と３つの動線をつくり、ご家族それぞれにとってストレスフリーなLDKを実現。また、今回ご紹介させて頂くお家では、ワンフロアリビングの気になる玄関からの視線を遮る為、奥様が旅先で出会った特注の組木の扉を採用しています。圧迫感を感じることなく、かつ洗練された空間づくりに一役買っています。上の3つ目写真の和室はお庭の梅木を室内からも楽しめるように玄関入ってすぐ横に配置。窓枠を利用した腰掛け兼机もあり、ゆったり外を眺める寛ぎ時間を演出してくれています。

キッチンの床をタイルにしたのはゴシゴシ掃除がしたい奥様のご希望から。掃除したらそのまま庭へ繋がる掃き出し窓から外へ出すことができるのでスムーズにお掃除ができます。2Fの空間はあえて間仕切りを設けず緩やかに区切ることで実際の広さ以上に広く感じられます。吹抜けの開放感をより際立たせてくれるのも嬉しいポイントの一つ。

主寝室奥の扉にはウォークインクローゼット兼読書スペース。収納としての役割は勿論ながら、読書スペースは隠れ家的楽しさもあり思わず長居してしまうことも。さらに、2Fにはロフト空間もあり、意外と幅をとる季節物なども仕舞っておけるので沢山の収納がなくてもスッキリ目隠しいらずです。