23.04.04

桜建築事務所が家づくりで大切にしている3つのこと|温熱環境編

こんにちは、桜建築事務所の後藤です。

桜建築事務所では、「かぞく、楽んでる!!」を実現させる家づくりをするために、「温熱環境」「耐震性能」「耐久性」を大切にしています。どの項目も快適で安心安全な家をつくるために大切なことなので、今回から1つずつ解説していきたいと思います。

1回目の今回は、桜建築事務所が大切にしている「温熱環境」についてご紹介します。

 

1.日本の家は断熱性・機密性とも低い

日本の家は、夏場は風が通り涼しいけれど、その代わり冬は寒く、寒さを我慢する、断熱性・気密性の低い家が標準でした。現在は住環境や生活環境、温暖化などが要因になり「家づくりの考え方」も大きく変化してきています。

 

2.寒さを我慢するのはもう古い!住宅先進国から学ぶ家づくりの基準

住宅先進国と呼ばれる欧米諸国では、健康リスクにおける意識の高さから、冬の気候を基準にした家づくりを推奨しています。

室温16度未満になると疾患リスクが高まるというデータが英国保険省で出ており、中には決められた室温を下回る建物に罰則を科す国もあります。

欧米諸国の家づくりの基準は、人々が年中通して快適に過ごせる家ばかり。

私たちが暮らす国でも、健康のためにも室温について考えた断熱性気密性の高い家づくりをする必要があると桜建築事務所は考えています。

 

3.当社の家はLIXILのSW工法でUA値0.46前後を実現!

桜建築事務所の家はLIXILのSWスーパーウォール工法を採用しています。SW工法に使われるパネルは、構造用合板と硬質ウレタンフォーム断熱材が一体化したハイブリッドパネルです。

高性能なスーパーウォールパネル高断熱サッシ計画換気システムが生み出す、高気密・高断熱・高耐震構造と棟梁による丁寧な施工により、当社が手掛ける家のUA値はなんと0.46以下!

通年通して人々が暮らしやすい家づくりを実現しています。

 

4.UA値とは一体何なのか?

お家づくりをしていると耳にされることも増えた、UA値(外皮平均熱貫流率)とは、住宅の内部から外壁、床・天井や窓やドアといった開口部などを通して、外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した数値です。

値が小さいほどお家全体のすきまが少なく、室温が保てる家づくりができているということなので、会社選びのときの参考になりそうです。

今回は「温熱環境」についてご紹介しました。来月は「耐震性能」についてご紹介したいと思います。
楽しみにお待ちいただけたらと思います。