たくさんある省エネ住宅の種類と、選び方

スタッフブログ2022年06月21日

こんにちは、桜建築事務所の後藤です。

 

「今、お家を建てるなら省エネ住宅」というのは、皆さんもご存知かと思います。

エネルギーを作り光熱費を抑えらえたり、今なら一定の基準を満たした省エネ住宅を建てると、国から補助金が出たり、税金が軽減されたりする補助があるからです。

でも一言に省エネ住宅と言っても、たくさん種類があるから何を選べばいいの迷ってしまいますよね。

そこでどんなタイプの省エネ住宅がああるのか、簡単にご紹介いたします。



【ZEH(ゼッチ)】

「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で、エネルギーを創って生活で消費するエネルギーをゼロにしよう、という住宅です。

・消費エネルギーを抑えられる設備設計を使う

・エネルギーを生み出せる設備(太陽光パネルなど)を導入すること

・高断熱仕様(UA値を0.6以下)にすること

がポイントです!

※ただ過剰に住宅設備を付けるのではなく、お家自体の「性能」の良さも大切ですのでこちらもCHECKしておいてくださいね!

 

【長期優良住宅】

その名の通り、長期にわたって良好な状態で住める住宅を目指してつくられたお家です。

消費から持続可能な未来へ向けた取り組みのひとつです。

劣化対策、耐震性、省エネルギー性はもちろん、住宅の可変性、バリアフリー性、維持保全計画など、様々な面で考慮が必要になります。

 

【認定低炭素住宅】

二酸化炭素の排出を抑える対策をとって、地球環境に配慮したお家です。

・改正省エネ基準より、一次エネルギー消費量を10%又は20%削減すること

・省エネ基準と同等かそれ以上の断熱性能を確保する

・エネルギーの消費状況がわかるHEMSを設置する

というような条件があります。

 

【LCCM住宅】

「ライフ・サイクリ・カーボン・マイナス」の略で、長寿命でCO2削減を目標としたお家です。

建設時から住んでいる時、そして廃棄になるまで二酸化炭素削減に取り組んで、さらに太陽光などの再生可能エネルギーを創って、住宅の生涯にわたって二酸化炭素の収支をマイナスにしていきます。

長寿命でCO2削減を目標とした住宅として最終的に行き着く目標が、LCCM住宅といっても過言ではありません。



省エネ住宅は初期投資がかかりますが、長い目で見るとランニングコストが良く、結果的にお得になることがほとんどです。

もちろん、お家づくりの大切なポイントである「住み心地」にも良いので、これからお家を建てる方はぜひご検討くださいね!

ご不明な点などあれば、どうぞお気軽に桜建築事務所のスタッフまでお声がけください。

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