学校や幼稚園など人通りの多い周辺環境に囲まれた場所にある今回のお家。人の気配が感じられたり、お子様の通学・通園の移動距離が短ったりと安心な反面で、どうしても気になるのが「プライバシー確保」と「採光や開放感などの快適な室内空間づくり」の両立です。プライバシーを守りたいからと開口部を減らすと照明に頼る時間が増えたり、反対に窓を増やしたり、大きくすると人目が気になり日中でもカーテンを閉め切ってしまったり。お家は家族がゆったり寛ぎ、心を緩める大切な場所だからこそ、どちらかではなく「両方」を叶えられる住まいがMUST。今回ご案内するお家では、人目を気にせず安定的な採光や開放感を室内に取り込めるよう「吹抜け」を採用。そして、より開放感をお家の中で堪能出来るように吹抜けの真下に床面を少し下げたダウンフロアのリビングを取り入れ、通常の吹抜けよりもさらに高く開放感が感じられる大開口のあるリビングに。さらには、壁で遮るのではなく床の高低差によりゆるやかに区切られているので、吹抜けの開放感や採光を邪魔する事なくお部屋同士を区切る事もできるのもgoodなポイントの１つです。

毎日のルーティンワークとして行ってるお洗濯は「洗濯物回収→仕分け→洗う→干す→畳む(アイロン掛け)→仕舞う」と何かと作業工程も多かったり、濡れて重くなった家族全員分の洗濯物を運んだりと重労働です。今回ご案内させて頂くお家では、そうした負担を軽減すする為にお洗濯工程が一ヶ所で出来る「脱衣室(洗濯)→ファミクロ」「脱衣室(洗濯)→室内干し兼用OPENスペース」のL字動線のある「ランドリスペース」を配置しました。洗濯物を持って1F～2Fへ移動したり、取り込んだ洗濯物をいちいち各個室へ仕舞いに行ったり。そうしたお洗濯の見えないひと手間がカットされ、負担少なく出来たり、短い時間で終わらせられたりとよりスムーズなお洗濯を実現できます。

家族でのプライベートスペースが集まる2Fには吹抜けに面した5.2帖のOPENスペースを確保しました。家族の動線上であったり、吹抜けを通して1Fとも繋がっていたりと無意識の中でも家族とのコミュニケーションを円滑にしてくれます。また、カウンターテーブルも設置してあるのでお子様のスタディスペースとしては勿論、趣味や家事などのワークスペースとしも活躍してくれ自由度高く、お家に余白をを残してくれ使い勝手も抜群な場所に。