玄関から入って左手には畳を採用したエントランススペースを確保。ゆったり腰掛けながら靴を履いたり脱いだり、お客様をお出迎えする空間としてインテリアで演出したり、受け取った荷物の一時保管場所として活用したり…と玄関(外)とお部屋を繋ぐ中間領域だからこそ幅広く使い方を楽しむ事が出来ます。また、玄関からキッチンへ直接繋がる動線と分かれているのでプライベート部分を避けてリビングへご案内する事も出来、急な来客時も慌てる事なく安心してお出迎えする事ができます。

家族を始めとして人が集まる機会の多いリビングの一角にはお施主様ご希望の白い「螺旋階段」を設置させて頂きました。螺旋階段のゆるやかな曲線のあるデザインがアクセントとなり、お部屋をより華やかに演出してくれています。また、省スペースでも設置できる螺旋階段の特徴により、リビングの広さや吹抜けの採光・開放感を損なうこともないので、理想通りの快適な室内空間を実現する事もできています。

日々の暮らしていく中で、食事をしたり、家事をしたり、ゆったり寛いだり…など様々な事をしておうち時間を過ごされるかと思います。そうした時に「○○する為に□□の部屋に行くけど行止まりだから一旦△△へ戻る」というように、一々お家の中で行ったり来たりしなくてはいけないとそれだけで無駄な移動によるストレスや家事が億劫に感じてしまったりと暮らしにくいお家となってしまいます。今回ご案内するお家では、そのようなお家の不便さを解消する為に「①玄関⇒キッチン⇒LDK⇒畳エントランス」「②キッチン⇒LDK」「③LDK⇒洗面⇒ランドリーコーナー」といった「３つの回遊動線」を採用しました。一つの部屋に対して複数のアクセス動線が出来るので、少ない移動で目的地までそのまま向かえたり、家事の並行作業し易くなり効率UP(時短)できたり、水回りなど家族で共有して使う所が渋滞せずスムーズに使えたり。何気ない毎日の生活シーンがより快適に過ごす事が出来るようになります。