「桜建築さんは自分たちのつくる家に自信を持っている。そのことを強く感じ、家づくりを依頼しました」と語るのは、今回ご紹介するお家のお施主様。心地良い暮らしを追求した二世帯住宅をテーマに、当社で家づくりをスタートさせました。

1階に親世帯、2階に子世帯を配置し、玄関ホールで両世帯が行き来できる上下分離型の二世帯住宅。全館空調システムを採用し、建物全体の室温がほぼ一定に保て快適に過ごせるのが魅力。

「両世帯が気軽に行き来でき、コミュニケーションも取れます。自慢のバイクガレージや風が抜ける明るい2階LDK、ロフトや梯子は子供たちの遊び場になっています。キッチンからフロアの様子が分かるなど大満足な住まいです。」と沢山の理想を盛り込んだお家で家族の笑顔が溢れる暮らしを実現されています。

ガルバリウム鋼板と木のぬくもりが調和したモダンなデザインの外観。対照的な印象を持つ素材ですが、色調を合わせることで互いの魅力がより際立っています。

バイクが趣味のご主人の希望で、玄関横には約4畳のバイクガレージを設置。バイクはもちろん、お子様の自転車や遊び道具なども仕舞っておける十分な広さです。ガレージの奥は2階へと繋がる階段に面しており、デットスペースとなりやすい階段下の空間も収納として余すことなく活用しました。

1階は親世帯の住まい。DKはすっきりまとめてシンプルに。ダイニング横には和室を設けており、孫たちが遊びに来たときにも重宝します。片引きタイプの引き戸なので、普段はDKと繋げてLDKのような使い方も可能です。

2階子世帯のLDKは、極力壁による仕切りを減らしたワンフロアリビングを採用してあり、何処に居ても家族の気配を感じられる温かみある空間を実現。幅の広いキッチンカウンターでは、子供たちが寝静まった後などに夫婦二人で晩酌の時間を楽しむ事もできます。

ちょうどキッチン上にあるロフトは、収納としては勿論ですが、子供たちの遊び場としても活躍しており、キッチンでお料理をしたりしていても子供たちの楽しそうな声が聞こえてきます。

また、LDKの床にはアカシア無垢材を使用。
アカシアは汚れやキズが目立ちにくく、耐久性にも優れている素材です。濃淡がはっきりしていて、独特のニュアンスを醸し出しています。

その他にも2階には、家族の衣類をたっぷり収納できるウォークスルークローゼット、子供たちの勉強コーナーと室内干し空間を兼用したスペースを完備。教科書やランドセル、バッグなどもスッキリ片付ける事ができ、カウンターは十分な広さがあるので二人で一緒に並んで宿題に取り組めます。

勉強コーナーで集中していたりキッチンで料理をしていたりとそれぞれ違う事をして居ても、空間が繋がっているのでコミュニケーションが取り易いのも嬉しいポイントです。また、それぞれの子供部屋を用意しており、こちらは個室なのでじっくり本を読んだり、遊びに集中したりと一人で思い思いの時間を楽しめます。

2階リビングに面した窓を出ると、そこにはプライベートバルコニーが。
晴れた日は太陽の光を浴びながら、のんびり過ごす事もできます。

また、両世帯の玄関入口は独立しており、室内の扉によって玄関ホールを区切っています。二世帯住宅を建てる際、玄関を共用にするか悩むご家庭も多いかと思いますが、このスタイルであればそれぞれのプライバシーを保ちつつ気軽に行き来でき、お互いのコミュニケーションが取りやすくなります。

空調は2階の空調室で一括管理。全館空調システムなので、冬場にトイレや脱衣所が冷える心配もなく、一年を通して快適な環境を保つ事ができます。沢山の理想をカタチにしつつ、機能性にもこだわった心地良い住まいを実現しました。