根強い人気の「無垢材のフローリング」って何がいいの?

スタッフブログ2019年11月07日

こんにちは、桜建築事務所の後藤です。
 
家づくりを考えている人ならば一度は聞いたことのある「無垢材のフローリング」。
おしゃれなイメージだけれど、実際どんなものなのかよくわからない・・・。
そんな方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は根強い人気のある「無垢材のフローリング」について詳しくご紹介しますね!
 

 
そもそも「無垢材のフローリング」とは丸太から切り出した自然な状態の木材をフローリングにしたものです。
それに対して「集成材のフローリング」というものもあります。これは小さく切り分けた木版を接着剤で張り合わせた、人工的な木材をフローリングにしたものです。
 
集成材のフローリングは品質が安定している一方、同じ模様が続くので少し無機質になりがち。
でも無垢材はひとつひとつ表情が異なるので独特の風合いを出すことができるんです!
 
そんな無垢材のフローリングには、他にもメリットがたくさんあります。
 
【木の質感と風合い】
無垢材のフローリングを希望される方のほとんどが、天然の木でしか出すことのできない柔らかい質感や風合いがいい!とおっしゃっています。
家の中でも床は専有面積の広い場所。無垢材のフローリングを取り入れることによって、ぐっと温かみのある空間になります。が
また無垢材は時間の経過とともに、表情の変化を楽しめるのが魅力。
時間をかけて家を育てる楽しみができるのも、無垢材だからこそですよ!
 
【心地よさ】
天然の木をそのまま使っているから、素足で歩くと肌触りがとっても気持ちいいです。
思わず寝そべりたくなってしまうほど!
冬でも冷えにくく、寒さを感じにくいのも嬉しいポイントです。
 

 
【湿度を調整する】
部屋の湿度が高いときには無垢材が湿気を吸収し、湿度が低いときには無垢材から水分が放出される、そんな作用もあるんです!
つまり無垢材のフローリングを取り入れることによって、快適な空間を保つことができるということ。
季節によって湿度変化が大きい日本では、とてもありがたい作用ですよね。
 
嬉しいメリットがたくさんある無垢材のフローリングですが、逆にデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
 
【価格が高い】
集成材は切り分けられた人工的な木版を張り合わせるのに対して、無垢材は木から切り取ったものをそのまま使用するため、どうしても価格が高くなってしまいます。
 
【汚れ・傷がつきやすい】
無垢材はその風合いを活かすために表面加工が施されていないものがほとんどです。
だから汚れや傷がつきやすくなってしまいます。
 

 
【変形する】
無垢材は、湿度の高いときは膨張し、低いときは収縮するという特性を持っています。季節によってフローリングに隙間ができたり床鳴りがしたり、割れたりするというケースが見られます。
 
ただこれらのデメリットはメンテナンスや補修方法を知っていれば対策ができること。
少し手間はかかりますが、無垢材のフローリングを取り入れた家は、とってもおしゃれで住み心地がいいと評判です!
皆さんも興味があれば是非私たちにご相談くださいね。

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