お家の断熱性能が高いとどんなメリットがあるの？

こんにちは、桜建築事務所の後藤です。

桜建築事務所で建てている家は「断熱性能に優れていること」が、特徴のひとつ。
「断熱性能が高い家＝高性能の家」ということは広く知られているのですが、
断熱性能がどんなものなのか、実はあまり詳しく知らないという方も多いかもしれません。
そこで今回は、断熱性能について詳しくお話します！



【断熱性能の高い家ってどんな家？】

突然ですが問題です。
断熱性能の高い家と、断熱性能を考慮していない家で比較した場合、
室温が25℃の状態で暖房を切った場合、どちらが暖かい室温をキープできるでしょうか？
その答えは、もちろん「断熱性能の高い家。」
断熱性能が高いと部屋の温度を外に逃がさないため、室温の変化が緩やかになりますが
反対に断熱性能を考慮していない家は、室温がどんどん下がってしまう結果に。
魔法瓶のような状態と似ていますね。
これが断熱性能の高い家の大きな特徴です。



【断熱性能の高い家は何がいいの？】

まずは、少ないエネルギーで室温を調整できるので、省エネにつながります。
その他にも健康面でもいい影響があり、部屋の温度差が少なくなることによって
ヒートショックのリスクが少なくなります。
また気管支炎喘息やアトピー、アレルギー疾患を持っている人が断熱性の高い家に転居した場合、
「症状が出なくなったという人が増えた」というデータもあります。（出典：近畿大学　岩前篤教授）
部屋の室温は健康に大きく影響していて、イギリスでは断熱性の低い家は建築法違反になるほど。
これには驚きですよね！

 

【断熱性能の高さはどんな基準で決められるの？】

暖房を切ってから6時間の温度変化が基準になります。
目安として、冬の夜間6時間で5～6℃程度の変化を維持できれば、
断熱性能が高いと言えるでしょう。
断熱性能の低い家だと10℃下がることも！
断熱性能の優れた家は、それだけ過ごしやすい環境を維持できるということですね。

健康にもお財布にも地球にも優しい、断熱性能の高い家。
皆さんも家を建てる時は断熱性能をしっかりチェックするようにしてくださいね。
(もちろん、気密性能もお忘れなく！)
桜建築事務所で建てる家は、全棟、断熱性能が高いお家を実現しているので
どうぞ安心してお任せください♪