LDKの照明計画の考え方とは?注意点も解説

スタッフブログ2024年03月21日

こんにちは、桜建築事務所の後藤です。

新しいお家づくりを計画される中で、間取り・外観・設備・テイストなど決める事は多岐にわたります。その中で、意外と悩ませるのが「照明」です。
「暗くなりすぎないだろうか」「インテリアの雰囲気を損ねないだろうか」など、さまざまなお悩みがあるかと思います。

そこで今回は、お家の照明計画の考え方や注意点を解説します。

リビング照明について



選び方
空間が広いリビングは、すべてを明るく照らそうとする必要はありません。
光と影を意図的に作り出すことで、居心地のよい空間に仕上がります。

明るさの目安は、読書をする場合は500ルクス、家族団らんの時間を過ごすのであれば200ルクスほどです。
シーリングライトやダウンライト、スポットライト、間接照明など、複数の照明を組み合わせましょう。

注意点
吹き抜けの場合、高い位置に照明を設置すると、シーリングファンや梁の影が目立ちやすくなります。低い位置にも照明を取り付けるなどして、影ができないように工夫しましょう。

ダイニング照明について



選び方
ダイニングの照明は、食卓を明るく照らし、料理をおいしく見せる役割があります。
計画する際は、テーブル上とダイニングエリア全体の明るさの双方を意識しましょう。

天井から吊り下げるペンダントライトで食卓をピンポイントに照らしつつ、必要に応じてダウンライトやスポットライトなどを併用するスタイルがおすすめです。

注意点
ペンダントライトは、高さの調整も必要です。
ダイニングテーブルの上に配置する場合、座ったときに眩しさを感じず、テーブルを隅々まで照らせる位置が理想的です。
素材や形状によって異なりますが、天板から60cm〜80cm離した位置にライトを配置すると、そのバランスが取りやすくなるといわれています。

キッチン照明について



選び方
キッチンでは、刃物や火を扱うため、安全に作業できるように300ルクスほどの明るさを確保しましょう。

キッチンの照明には、ベースライトやダウンライト、小型シーリングライトなどがよく用いられます。
おしゃれな雰囲気を演出したい場合は、配光計画をしっかり練り、カウンターやシンクなどの必要な箇所に必要な明かりを届けます。

注意点
キッチンでは、作業中の手元に影が落ちないよう、照明の位置に気を配らなければいけません。
手元を照らす照明は移動可能なライティングレール上に設置し、使いながら配置を調整するというアイデアもあります。

照明は、目指したいお部屋のテイストや実際に使っている様子をイメージしながら計画することが大切です。

桜建築事務所では、照明計画にもこだわった家づくりを行っています。

次回も楽しみにお待ちいただければと思います。

 

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