【一期一家】日当たり抜群!収納たっぷり“コの字型”な家

[ Vol.108(2017年7・8月) ]

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愛川町K様邸



家をつくる時、どんなところにこだわりましたか?


 心配だったのが日当たり。南と西側にすぐ隣家があったので、日の入り具合をすごく心配していたら、設計を担当してくださった西村さんから、「それならコの字型の家にして中庭から日を入れたらどうか。」という提案をしてもらい、全くそんな発想もなかった私たち夫婦もせっかく注文住宅で家を建てるならちょっと変わった感じで良いかも!とすごく気に入って採用させていただきました。結果は冬でも明るいリビングと、ちょっと変わった外観の家になってダブルで正解でした。

 他には家族全員の洋服類を一カ所に収納できる場所が欲しいとお願いしました。畳んだ服をそれぞれの部屋に配りに行かなくて良いので凄く楽ですし、衣替えもしやすいです。あとはシューズインクローゼットやオープン階段、パントリーや将来子供部屋にできるフリースペースなど欲しい要素を盛り込みました。また、キッチンは対面と決めていたのですが、設計士西村さんの提案で思いかけずアイランド型に出来たのが嬉しかったです。



実際に住んでみた感想はいかがですか?


 とても快適です!真冬でもリビングのエアコン1台で過ごせて、気密断熱性の高さに驚きました!夏はまだ未経験ですが、期待大です。(すでに5月、6 月の暑い日でも家の中は外よりも涼しいです!)賃貸の寝室にあった室内干しがスペースが足りず不便だったので、新居ではスペースを増やそうと思い、寝室と吹抜けに計三カ所室内干しを付けてもらいました。家族分の洗濯物が一度に干せるようになり、雨の日はもちろん、花粉の時期にも大活躍しました。


吹抜けの所が寝室よりも乾きが速かったので、ここにホスクリーンをつけて本当に良かったと実感しています。そして、玄関、洗面所、キッチン、リビングと全ての動線が遮られることなく繋がっているので家事だけでなく生活そのものが楽になりました。



親しいお友達にこれから家を建てるとしたらどんなアドバイスをしますか?


 まずは見学会へ沢山行ってみて欲しいです。これから実際に住む人がいるお家はとても参考になります。また、打ち合わせが進むにつれて、コンセントや照明の位置、壁紙など気になる箇所が変わっていくと思うので打ち合わせ中もどんどん見学に行くと良いと思います。そして、家族やお友達など家づくり経験者と話をするのも、参考になります。あとはどんな家にしたいかイメージを持つことも大事だと思います。私はネットやSNSで自分の好みの写真などを探して、打ち合わせの時にこういう風にしたい、これを真似したい、こういう感じのものはないですか、など自分のイメージを伝えました。桜建築さんのスタッフは皆さん気さくで話しやすく、毎回楽しく打ち合わせをさせて頂きました。少しでも気になる事、分からない事が聞けて自分で納得して家づくりが出来たと思っています。





家づくりのこだわりをランキングにすると?


第1位★日当たりの良い明るい家
第2位★収納を多くつくる
第3位★生活しやすい家事動線










【間取】3LDK(フリースペース含む)【工法】木造軸組工法【延床面積】125.74 ㎡
【敷地面積】186.87 ㎡【一階部分】74.11 ㎡【二階部分】51.63 ㎡









 今回の計画敷地では、敷地の南、西、北面3方を建物で囲まれていました。明るい開放的な1階リビング、明るく広々とした子供部屋、開放的な玄関、バーベキューのできる庭というK 様のご要望を叶えるため、日差しを遮る南側隣地建物からリビングを離し、プライベートな庭を囲む中庭を持つコの字型形状の建物をご提案させていただきました。
敷地南側に玄関を配置し、平屋にして高さを抑えることにより、中庭を挟んだ北側の1階のリビングには光がたくさん差し込みます。またウッドデッキをアウトドアリビングとして使うことで空間を最大限に活用できるようにしました。奥様の家事動線を短く便利にする回遊型の水廻り、日がよく当たり風通しの良い室内洗濯物干し場、家族の衣類を一か所の収納できるクローゼット、散らばりやすい子供のおもちゃをまとめて収納できる場所の確保などなど、その他工夫も散りばめています。K様ファミリーの笑顔あふれる、世界に一つのお家がお届けできました。
設計担当 西村








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